名前などの刻印を自分で行える!
ものをよく無くすという方は、名札を付けたりしている方が多いのではないでしょうか。
確かに名札を付ければ誰のものであるかが一目瞭然ですが、シール式であれば剥がれるリスクがあります。また、もしシールを剝がされてしまうと、自分のものである証明がなくなるのです。
そこで、刻印を入れるという方法が有効的ですが、通常は刻印を入れるためには業者などに依頼しなければなりません。
もっと気軽に刻印を入れたいという場合や、個性的な彫刻を施したいというニーズに応じることができるものとして、KickstarterとIndiegogoで並外れた成功を収めていました。
それに続く存在として、今回紹介するレーザー彫刻を自分で行えるLaserPecker 2が誕生しました。
LaserPecker 2は簡単かつスピーディーに彫刻ができる
LaserPecker 2は、レーザーによってあらゆるものに彫刻できるレーザー彫刻機です。
3750mm / sの超高速プレビュー速度を行うことが可能で、ポジショニングや仕上がり状況を事前にシミュレーションした上で利用できます。また、最高彫刻速度は600mm/sと圧倒的に早く、小規模で単調なデザインの彫刻を行う場合、数秒で完了します。単純比較で、前モデルと比較して速度は10倍早くなっているのは魅力的です。
彫刻解像度オプションは3つのから選択可能で、用途に応じてオプションを切り替えて深堀することでくっきりした仕上げも可能です。
従来モデルの弱点であった、平面だけの彫刻だけでなく、360°回転させながら彫刻が可能になったことによって、円筒形のオブジェクトや凹凸のあるものにも彫刻できます。
彫刻できる素材としては、金属だけでなくプラスチック、革製品、さらには食品にも行えます。事実上、すべてのものを彫刻できる点が素晴らしいですね。
さらに、LaserPecker 2では刻印だけでなくパワフルなレーザーを活かして厚さ5mmまでなら木材などを切断できます。
なお、専用のパワーバンクを使用すれば、最大200分動作するので持ち運んで使用することも容易です。また、絵柄などは、パソコンだけでなくスマートフォンからも転送できるので、使用するデバイスを問いません。
レーザーを使用することによって危険に感じるかもしれませんが、振動で傾いたり温度が高すぎると自動的に停止し、またブルーライト保護カバーやゴーグルも付属するため目にも優しい設計となっています。
LaserPecker 2のプロジェクト
LaserPecker 2は、CAMPFIREで2021年05月18日までプロジェクトが開催中です。
ちなみに、すでに目標を大きく達成しています。
最も気になる価格ですが、エントリーセットで79,900円(税込)と、決して安いものではありませんが、使い方次第では高すぎるという価格ではありません。(ちなみに専用のパワーバンクはエントリーセットには含まれていません)
なお、2021年6月に出荷される予定となっています。
類似の商品はAmazonで購入可能?
こちらは、しっかりした筐体となっていますが、一部日本語マニュアルがないという難点があります。
こちらは、LEDディスプレイを追加しており、他のデバイスに依存することなく使用できます。これらのアイテムでは、LaserPecker 2と比較すると照射範囲が狭く、またスピードが劣ります。
多少高価ではありますがLaserPecker 2の方が優れたレーザー彫刻機であると言えます。