本日はアイテムのご紹介は一旦おやすみにして、現在のクラウドファンディングサイトって、どんなサイトがあるのかを紹介していこうと思います。
思えば、このサイトをはじめた時は、KickstarterやIndiegogoなどのアメリカのサイトがメインで、日本はまだまだといった感じだったのですが、その後、様々なサイトが出来て、そして潰れていきました。
日本では、MakuakeやCAMPFIRE、GREEN FUNDINGあたりが頑張って継続していっている感じですね。特にCAMFIREは、様々なサイトに暖簾分けのような形で拡大していっております。(Machi-yaやBOOSTER、ENjiNEはCAMPFIREのグループです。)
このメディアで取り上げたジャンルは当初から変わらず、「ガジェット」、「アウトドア」がほとんどをしめています。
新しく生まれたクラウドファンディング形態
ふるさと納税連動型
最近は「ふるさと納税」の仕組みを利用したクラウドファンディングが注目を集めているようです。
その一つが、「ふるなびクラウドファンディング」。
そしてもう一つが、「さとふるクラウドファンディング」。
ふるさと納税と言えば”さとふる”なんて時期もありました。
https://www.satofull.jp/projects/top.php
サイト自体を確認すると、どうも「ふるなびクラウドファンディング」のほうが盛り上がっていて、プロジェクトも多くありました。驚いたのは同じプロジェクトが両方のサイトに掲載されていて、片方は多く資金が集まっていましたが、もう一方では全然。というプロジェクトがあったこと。この辺他のクラウドファンディングサイトにも言えることですが、各サイトのオリジナルにしていただきたいと思うのは私だけでしょうか。節操がない。
応援購入型
次にご紹介するのは、応援購入型のサイト。
通常のクラウドファンディングサイトと違うのは、応援することで必ずアイテムが手に入ることです。
このため、クオリティは確保されているアイテムが並びますが、尖ったアイテムは見つけることが難しいとは思います。
1つ目は「未来ショッピング」。日経新聞社が運営元のようです。ただ、サイトを見るとPowered by ENjiNEとあったので、CANPFIREのシステムを使っているようです。
2つ目が「idea market」。こちらは読売新聞社が運営元のクラウドファンディングサイト。何故か新聞社のサイトが続いております。
今回紹介の両サイトともに新聞社なので、集客や掲載主の募集などお手の物と思いますが、そこまで盛り上がっている感じもありません。また、両サイトとも作りが一緒ですので、運営元の提携会社を調べたところ、株式会社Relicという会社でした。この会社はENjiNEやBOOSTERを提供している会社のようなので、そのシステムをOEM提供している感じでしょうか。
その他
その他、とざっくりまとめてしまいましたが、分類が難しいサイトたちです。
1つ目は、「FANY Crowdfunding」。一時話題になった、西野さん主導で作られた「SILKHAT」という吉本興業のクラウドファンディングサイト。それの名前が変更されていました。基本的には吉本興業に所属する芸人さんなどのタレントのクラウドファンディングプロジェクトを掲載しているようです。ファンサイトに近いものがあるかもしれません。
最後にご紹介するのは、「うぶごえ」。
”あなたの初期衝動を、かたちにする。”というコピーがトップページに踊るサイトです。
掲載者は無料で、購入者から料金を徴収する仕組みのようです。(通常のサイトでは掲載者からの徴収です。)
この仕組みにより、掲載者の負担が少ないので、アイディア段階でも資金集めが可能というのは、なかなかいいアイディアに思います。
これからも追っていきます!
「クラウドファンディングファン」では、これからもクラウドファンディングサイトを追いかけます。
まだ見ぬおもしろプロジェクトに会えますように・・・